高血圧でお悩みの方へ、

高血圧と自律神経の関係性。
 
 
人の体の約7割が水分で出来ています。
血液、リンパ液、胃液、など体液が正常に循環する事で、
我々の体は成り立っています。その体液を流す指令を出しているのが、
自律神経を調節している脳の視床下部(ししょうかぶ)という所です。

自律神経が乱れると、血圧の調整がうまくいかず、
様々な不調を引き起こします。

今や、当院が尊敬する医学博士の安保徹先生をはじめ様々なお医者様が、
自律神経に注目し、根本治療を目指されています。しかし世間的には、まだ、
血圧についての認識が、そこまで浸透していない部分も御座います。

ここでは奈良県上牧町の自律神経専門の整体院が、
自律神経と高血圧の関係と、我々が意識するべき点について書いていきます。
 
 
このページでは、以下の内容を順にご説明します。

・自律神経と高血圧について、
・高血圧の主な傾向と、その改善策
・高血圧の人が気にしがちな血液について
・高血圧ではないけれど気を付けたい点
・血圧サージを起こさない対策
・血圧、自律神経、心理の関連を見る
・高血圧の人の反応傾向
・交感神経型の人が起こす主な身体反応
・交感神経型の人が「自律神経を整える為の主な対策」

気になる方は是非ご覧ください。
 
 
           上牧町の自律神経専門整体院 ひかり整体院 院長  光一

自律神経と高血圧について、

 
自律神経と高血圧

 
お医者さんからよく言われる高血圧。
血圧はあまり過剰に気にする必要はありません。

 
体内で風邪のウィルスを撃退するのに、熱が上がるのと同じように、
本来、滞りやすい状態を改善しようとして、血圧が上がります。
血圧が上がるという事は、何か問題を解決しようとする体の防衛本能です。

 
何らかの心体ストレスにより、スムーズに流れにくくなった血流を、
自律神経の交感神経を、優位に働かせる事で、血圧を上げ、
問題解決を図ろうとする体の防衛本能です。

 
高血圧が続くと様々な怖い病気の原因となると、
お医者さんに言われて、薬を服用する人がいますが、
まずは、なぜ上がる状態にあるのかを、考えて行かなければなりません。

せっかく良くする為に、頑張って血圧を上げてくれてる体に、
ただ血圧を下げる薬だけ飲んだところで、根治とは言えないでしょう。
 
 
高血圧という事は、
心体のストレスにより、交感神経が、優位な状態が続いているので、
生活習慣を見直し、薬よりまずは、自律神経の調整が必要でしょう。

 
 
健康診断や、病院の検査などの結果、少し高血圧で、
他の病気などの関連性がない場合、以下の内容が参考になるかと思います。

高血圧になりやすい方の傾向

 
そして、自律神経から見た高血圧になりやすいパターンの人が、
怒りやすい人、考えすぎる人、元気すぎる人、です。
 
上牧町の自律神経専門整体院の高血圧の人の傾向。
 
 
怒りやすい人は、
文字通り頭に血がのぼります。怒るという感情が出せない人も問題ですが、
怒りすぎると、やはり自律神経のバランスが乱れますので、ガズ抜きが必要です。

考えすぎるという人は、
体を動かすよりも、脳を動かす比率が格段に高いので、
その分、血液も脳に集中します。それによって、怒りではないですが、
頭に血が昇り、高血圧になる可能性が高いです。

元気すぎる人というのは、
行動力がありすぎる人です。色んな事に興味を持ってスグに実行できる人。
素晴らしい事ですが、それで休息の時間が無くなり、交感神経が働き過ぎて、
高血圧になっている。
 
 

高血圧になりやすい方の対策

 
運動と休息
 
 
怒りやすい人と、考えすぎる人の対策としては、
できるだけ体を動かすようにしましょう。

体を動かす事で、
筋肉が収縮し、血液が体にも分散され巡りが良くなることで、
また脳の集中力も上がります。それには、ウォーキングがお奨めです。

元気すぎる人の対策としては、休息の時間を意識的に設けましょう。
一日の内で、必ずこの時間はゆっくりする。という予定を入れてみて下さい。
 
奈良県上牧町の自律神経専門整体院「ひかり整体院」の高血圧の対策
 
 
この辺はある程度、性格でもあり個性です。性格と個性は、尊重すべき所です。
1つの事に対し、全員が同じ行動や感情を持つと言うのは不自然ですので、
性格や個性を生かした「対応」が必要です。
 
 
これらの事を参考に、出来る範囲で、生活習慣を見直してみてください。
 

高血圧の人が気にしがちな血液について、

 
サラサラ血液が良いと言われていますが、
果たしてそうでしょうか?

 
 
上牧町の自律神経専門整体院「ひかり整体院」の自律神経と血液

 
自律神経と血液
 
 
血液がドロドロになるという事は、
自律神経の交感神経が優位な状態にあります。

血液がドロドロの状態の時は、ケガをして切り傷を負ったとしても、
血液の粘度が高い分、傷口の血液が固まりやすく、怪我の治りが早いです。

体が興奮状態と言うか、臨戦態勢を取って、
外傷から守るように、自然治癒力を高めている防衛本能です。

 
これが、どんな状況でも、
サラサラ血液の状態(副交感神経が優位な状態)が続くと、
傷口はなかなか完治せず、危機的な状況であり、判断力も鈍るでしょう。

常にドロドロ血液では、
交感神経が過多になり自律神経のバランスを崩しますが、
ドロドロ血液にさえなれない状況(副交感神経に偏った状況)が続くと、
危機回避能力が薄れ、免疫力低下、うつ、脱力感、喪失感に襲われ、
張りのない人生、面白みのない人生を過ごす事になるでしょう。

 
状況に適応して、対応できる血液、
ドロドロにもサラサラにもなるような
自律神経のバランスが必要に感じます。

 
 
当院はお医者様ではないので絶対的な見解は言えませんが、
高血圧は、以上のような自律神経を踏まえた上で、
対処するべき点であると考えています。

高血圧ではないけれども、気を付けたい点

 
血圧サージ

 
血圧サージとは、急激な血圧の上昇がみられる事を言います。

血圧とは、体温と同じで、一日の内で変化していくものですから、
例え、血圧を測る時には正常値であっても、日頃の生活の中で、
急激に血圧の上昇(血圧サージ)が起こっているかも知れません。

血圧サージを頻繁に起こしていると、
自律神経が乱れ、様々な不調に結びつく可能性があります。

それが続くと、血管の流れが悪くなり、やがては動脈硬化の危険性があり、
更に血管が詰まる可能性も出てきます。それが、脳で起こると、脳卒中、
心臓で起こると心筋梗塞となりますので、血圧サージを頻繁に起こさない
「対策」が必要です。

血圧サージを起こさない対策とは、

 
自律神経を整える事
 
 
血液の圧、血圧は、脳の視床下部により自律神経がコントロールしていますので、
血圧サージを起こしにくくする対策としては、自律神経を整える事が必要です。

 
具体的な対策としては、

・急な温度変化は避ける
・過度にイライラする状況を減らす

 
 
自律神経の乱れは、4つのストレス、
(精神的ストレス・構造的ストレス・化学的ストレス・気候的ストレス)
のトータルが、許容範囲を超える事で現れます。

日頃から、血圧サージを起こしにくくする対策としては、
この内の、気候的ストレスと、精神的ストレスの軽減に目を向けましょう。
 

 
冬場、暖房の効いた部屋から外に出る時、お風呂に入る時、
夏場、クーラーの効いた部屋から外に出る時、などの急激な温度変化には、

「今から寒い所(暑い所)へでるぞ!」と、
頭の中で唱えてから、ゆっくりとドアを開ける。
 
 
冬場の入浴は、
浴室と脱衣所をなるべく同じくらいに温めて、
ゆっくりと服を脱いで、ゆっくりと湯船に浸かりましょう。

 
日常の食事では、
ワカメの酢の物を摂るようにして下さい。
ワカメと酢は血圧の急な上昇を緩和すると言われています。
 

 
 
次に、聞き慣れない言葉もあるかと思いますが、
血圧と自律神経と心理がよく解る「ポリヴェーガル理論」についてご紹介します。

血圧、自律神経、心理の関連
「ポリヴェーガル理論」

 
ポリヴェーガル理論
 
 
ポリヴェーガル理論では、
迷走神経(脳神経の中で唯一腹部にまで到達している体内で重要な神経)
は、二重の働きがあり、自律神経は、刺激(ストレス)の強さによって、
3段階に働くとされています。

迷走神経とは、主に副交感神経線維なので、
それを踏まえて、副交感神経という言葉を含める
と、3段階の働きをこのように表すことができます。
 
自律神経の反応|上牧町の整体院
 
すこし見にくいですが、
横に伸びている真ん中のグレーの矢印が、刺激の大きさを表しています。
画面、左から右に行くほど、強い刺激を表しており、それに対して、
反応する自律神経を、ピンクとブルーで表しています。
 
 
この事から解るのは、

我々は弱い刺激に対しては、副交感神経(リラックス)で対応し、
それより強い刺激には、交感神経(興奮)で対応し、
更に、それより強い刺激には、背側の副交感神経(放心・フリーズ)で対応する。

という仕組みになっています。
 
 
この3つの刺激の度合いを、
縦のグラフにすると、次のようになります。
 
自律神経と刺激の関係|上牧町の整体院
 
X・Y・Zがそれぞれの刺激の大きさです。

例えば、

Xは、歩いていてたまたま他人と肩がぶつかってしまった刺激。
→正常ならば、笑顔で、副交感神経で対応すると思います。

Yは、念願の大学合格が決まった時の刺激、家族と喧嘩になった時の刺激など。
→正常ならば、興奮して、交感神経で対応するでしょう。

Zは、親友や家族が、事故で亡くなった刺激。
→正常ならば、興奮を飛び越えて、呆然と、副交感神経(フリーズ)で対応します。
 
 
まとめると、
小さい刺激に対しては、リラックス笑顔で対応し、
中くらいの刺激では、テンションが上がる興奮で対応し、
最も大きい刺激に対しては、放心状態となるという事です。

「ポリヴェーガル理論」から見た高血圧の人の反応傾向

しかし、高血圧の方の中には、次第に交感神経での対応枠が増える傾向にあります。
グラフにするとこのようになる傾向があります。
 
自律神経と高血圧・刺激の関係|上牧町の整体院

ピンク色の部分が増えていますよね。

本来、副交感神経で対応するような些細なXの刺激に対しても、
興奮して交感神経で対応してしまう。さらに過剰になると、
交感神経で対応する幅が上のラインにも伸びてくる。

必ずしも、高血圧に比例して起こる作用ではありませんが、
このような「交感神経型」の人は、興奮する事が多くなるので、
比較的、血圧が高くなりやすい傾向にあります。

交感神経型の人が起こす主な身体反応

交感神経の割合が多くなりやすい交感神経型となる人は、
このような反応が考えられます。

 
・筋トーヌスの亢進(こうしん)

 体の筋肉の緊張が取れにくく歪みが悪化しやすくなります。
 筋トーヌスとは、筋肉の緊張の事です。我々は力を抜いている時でも、
 筋肉に適度な緊張が必要ですが、緊張し過ぎているのも問題です。

 亢進とは、たかぶるという意味です。
 筋トーヌスの亢進とは、筋肉の緊張が、正常な状態よりも、
 高くたかぶっているという状態です。

 
・副交感神経系のホルモンの低下

 脳の下垂体(かすいたい)内のオキシトシンの生成・分泌力の低下、
 それによる恐怖心の増大。信頼できなくなる。幸せを感じにくくなる。
 脳の松果体(しょうかたい)内のメラトニンの生成・分泌の低下、
 それによる不眠症。DNAの変異。細胞のガン化。

 
・交感神経の過剰による感覚の低下

 気づきが起きにくい。
 刺激の多くが戦うか逃げるかの反応となる(過剰防衛反応)
 話し合いではなく戦いで問題を解決しようとする。
 人と触れ合うことで安心したりリラックスすることができない。など

 
 
この反応がプラスに働くと、、 
 
行動力が出る。情に流されずに対応できる。
 
 
マイナスに働くと、、
 
自分に関りがないことまで関りがあると感じてしまう。自己関連付け。
戦いに勝つことが最上の選択だと思う。不必要な戦いをするため犠牲が大きい。
 
 
という事が考えられます。

 
極端にマイナス要因を出さないようにする対策としては、
自律神経を整えるという必要がありますが、次のような対策が考えられます。

交感神経型の人が、「自律神経を整える為の主な対策」

 
・人(または動物)とアイコンタクトや皮膚接触を多くする。
呼吸法など、体から心をラクにする方法を学ぶ。
・泣けるドラマや映画などを観る。芸術鑑賞。
 
 
上牧町の自律神経を整える整体院の高血圧の人の対策、
 
いずれも副交感神経を養う行動と言えます。
 
 
赤ちゃんは哺乳瓶だけでは育たない
という事からも、我々の皮膚接触は、愛着形成・やすらぎにとても重要なものです。
交感神経過多による感覚低下を、呼吸法などで補い、怒りの感情を出した上で、
泣ける行為や、芸術鑑賞をする事で、抑圧された感情が開放され、
交感神経で過剰に反応していた心身が、和らぐと考えられます。
 
 
高血圧と自律神経の反応は、分かりやすく比例していくとは限りませんが、
ご自身が当てはまる症状があるのだとしたら、交感神経を和らげる
上記の対策を、意識してみると良いでしょう。 
 
 
そして、極端に意識をすると、副交感神経が過剰になりすぎる場合もありますので、
よろしければ、コチラの低血圧のページも参考にされて下さい。

 
「自分は、そんなことないけど、、」

 
高血圧だけど交感神経が優位にあると感じない方、よく力も抜けるし、
どちらかといえば副交感神経が優位にあると感じる方は、
低血圧のページを、より参考にしてください。

起立性低血圧のページは、コチラをクリックください。

その状態は、
体の反応と心の反応が、一般的に比べると逆に働いている状態。
体と心の距離が長めに離れた状態。あるいは、
改善の為の補正作用が過度に働いている状態であり、
より体から自律神経を整える価値のある状態だと考えられます。

 

ひかり整体院から、ご覧の皆さまへ

 
いかがでしたでしょうか?
 
 
血圧とは、我々が快適に生活をする上で、適正数値に入れるべきですが、高血圧
だからと言って、ただ数値だけを下げるお薬を飲めばよいとも一概には言えません。
血圧が急激に上がらない対策、ポリヴェイガル理論から見た交感神経型の人の対策、
これらの内容が、お困りの皆さまのお役に立てば幸いです。

 
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ストレスが多くて、もっと解消したい

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よろしければ、当院が、直接、お力になれます。
 

当院は、奈良県上牧町で、

 
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                              光一(こういち)
 
 

 
   
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