うつ病、改善のお役立ち情報
・背景を知る
ここでは、鬱(うつ)病でお困りの方に、少しでも状態が向上する為に、
有効と思われる知識をご紹介します。まずは、画面を見過ぎて疲れないように、
休憩を入れながら、ゆっくり読み進めるようにされて下さい。
「うつ病、改善のお役立ち情報」としては、全5ページ御座います。
こちらは1ページ目として、以下の内容を順にお伝えします。
このページの目次
・うつ状態とは、、うつ病とは、、
・うつが起こる時代背景とは、
・幼少期、
・思春期、青年期、
・中年期
・当院がお伝えしたいこと
・うつの葛藤を少なくする方法。
以上の順でお伝えします。
できるだけ、ゆっくりとご覧下さい。
上牧町の自律神経専門整体院 ひかり整体院 院長 光一
うつ状態とは、、うつ病とは、、
「うつ病」の状態から回復するには、心と頭と体に、安心感を得る必要があります。
それには、うつの「知識」というのも、ある程度は必要に感じます。
当院の知識が、少しでも皆様の改善の力となれば幸いです。
そもそも、うつ状態とは、、?
うつ状態とは、心身のエネルギーが停滞して気分が沈みこんだり、
興味がわかなくなったりする状態の事で、次のような症状がみられます。
「胸が苦しい。。」、「分かっていても必要以上に焦ってしまう。。」
「なんで自分だけこんな思いをするの?」
上記の通り、
「うつ状態」というだけで、感情面・意欲面・身体面・思考面・行動面と、
5つの面に何かしらの影響が出る可能性があります。そして、状態が長引くと、
更に苦しんだり、焦ったり、自己嫌悪になってしまう。。
そして、うつ病とは、、
「うつ状態」が継続して起こる事で、診断される診断名です。
心療内科などで検査を受けて、病院の先生が診断する診断名の1つです。
一般的には、病院で定められたチェック項目があり、それを満たしている状態が、
2週間以上続いた状態であると、「うつ病」と診断される事があります。
生きていく中で、
「うつ状態」というのは、ほとんどの方が経験があるのではないでしょうか、
うつ傾向とか、うつとか、心が病んだ状態や時期というのは、多くの方が、
経験しており、何も珍しい状態ではありません。
ただ、「うつ状態」の延長線上にあるのが「うつ病」という事であり、
総じて、心の状態にも、体の状態にも、影響が出る「うつ状態・うつ病」を、
薬だけで克服する。というのは難しいのは想像が付くと思います。
まずは、
改善回復する為の「知識」として、
うつになる工程のご理解を深めて頂きたい。と思います。
心身の不調を回復させるために、
「うつ病」や「うつ状態」になる時代背景について見て行きましょう。
うつが起こる時代背景とは、
時代背景
我々の心や頭や体に影響するものとして、環境というものがあります。
その1つに時代背景というものがあります。それは、
景気と言ってもいいかもしれません。
みなさんは、4つのストレスが、過敏に掛かる環境にいるのかもしれません。
今では、Z世代やミレニアム世代など、違う言い方も出てきていますね、
何でも時代のせいにする事はできませんが、
我々は、世代世代で異なる教育を受けて育ち、社会では、
異なる世代の人達とコミュニケーションを取りながら生活をしています。
その中で、集団行動を学び、時代にあった文化を作り上げます。
戦争を経験された親に育ててもらった「団塊世代」と、
バブルを経験した親に育ててもらった「ゆとり世代」とでは、
考えや習慣が違って当たり前です。社会でそれらをすり合わす事で、
新たな面白みが生まれ、成長が生まれます。
そのすり合わせの段階で、
様々なストレスが生じ、そのストレスに負けると、、
「うつ」や、その他、
「自律神経失調症」、「適応障害」、「パニック障害」、「強迫性障害」、
「社交不安障害」、「PMS」、「過敏性腸症候群」、
「起立性調節障害」、「更年期障害」、
などの症状が出る事があります。
それでは、
次に、幼少期、思春期(青年期)、中年期(更年期)、と順に見て行きましょう。
・幼少期(愛着形成のスタート)
自身の生活環境
周りの人とコミュニケーションが取れず、
ストレスに負け「うつ」や「自律神経失調症」になる背景には、
景気や時代背景の他に、自己が育った環境にも大きく左右さています。
ここでは、愛着障害とアダルトチルドレンについて、ご紹介させて頂きます。
そのような名前が付かない状態でも、参考にされてください。
愛着障害に気をつけて、
生後2年を過ぎれば、愛情がいらないかと言えば違います。
大脳辺縁系(だいのうへんえんけい)の記憶、時間軸を感じる部分、
海馬(かいば)は、一般的に3歳を過ぎたあたりから働き始めます。
記憶のある3歳以降にも愛着を感じられないと不安になり、不安になる事で、
コルチゾール(糖質コルチコイド)というホルモンが分泌され、海馬を溶かし、
記憶を妨げ、心体の免疫力を低下や不妊をもたらします。
ホルモンの話を詳しくすると、、
近年ではコルチゾールを「抗ストレスホルモン」と称していますが、
心身にストレスを感じた時に、その対策としてコルチゾールが分泌されるので、
コルチゾール自体がストレスという訳ではありません。コルチゾール自体は、
「抗ストレス役」があるホルモンです。しかし、心身のストレス過多で、
副腎からコルチゾールが増え過ぎると、海馬に影響したり、幸福感に作用する
セロトニンや、睡眠に作用するメラトニンが低下してしまい、うつ病や、
自律神経失調症など、自律神経が乱れる大きな要因となる、と考えられます。
重要なのは、
これらのホルモンの作用が「愛着形成」に反応するという事です。
このように、
愛情に欠けた状態で幼少期を過ごすと、
アダルトチルドレンとなる可能性が高くなります。
我々は、選ぶことの出来ない幼少期を経て、
自己成長し、生きていく過程で様々な局面を学ぶ思春期・青年期へと向かいます。
・思春期、青年期(コミュニケーション能力の成長期)
子どもから大人への変化
思春期・青年期は、子どもから大人への移行期間です。 カラダの発育はめざましく、
大人らしいカラダつきになり、ココロの面でも自分自身に目を向けるようになり、
親離れを始め、これまでとはちがった価値観を身につけようとします。
ここでは、その時期特有のブルー(心の落ち込み)と、
起立性調節障害(OD)について、ご紹介します。
自我に目覚め「自分は何をしたいのか」というような自分探しを始めていく時期、
また、社会に出て活躍できるコミニケーション能力を養う時期でもあり、
この時期に苦楽を共にした友人は一生の友人となります。
自分の問題を軽くする手段の1つに、情緒的サポートというものがあります。
情緒的サポートとは、頑張っても何ともならないような問題で、しんどく感じている
今の気持ちを、誰かに解って貰う事です。
それによって、自分の今のしんどさが軽くなるという事があります。
親、親友、など、自分の気持ちを解ってくれる「人」の存在が大切です。
未成熟な状態では、特に、このような情緒的サポートを受ける必要があります。
幼少期に、愛着形成ができていない人や、
責任感が強い人、繊細な人、息抜きが苦手な人、感受性が強い人は、
このような出来事でブルー(心の落ち込み)や起立性調節障害になりやすいです。
青年期になると、思春期よりも責任が増え、社会的な適応能力が求められます。
コミュニケーション能力などの対処能力が低い、あるいは、劣悪な環境で、
仕事や生活をしていると、過度にストレスが溜まってしまいます。
そして、思春期・青年期で培った様々な経験を基に、
熟成された中年期へと向かいます。
・中年期、更年期(体力低下、人生の岐路)
最も、体力低下を感じる時期
年齢で言うと、40歳から64歳の25年間くらいをさします。
この時期に最も体力の低下を感じ、疲労回復にも時間が掛かります。
心理的には、今まで積み重ねてきたものが気になって、
人生の岐路に直面する時期でもあります。
ここでは、中年期特有のブルー(心の落ち込み)と、更年期障害をご紹介します。
・子育てが終わったかと思えば親の介護、
周りに気配りが行き届きすぎる人は、ワガママでも自分よがりでもない
仕方がないと思われる環境や状況、人間関係によって、精神的・肉体的に、
ストレスを抱え込む時期。その気持ちの落ち込み、焦り、イライラが、
様々な体の不調を呼び起こします。
・自身の持病や生活習慣病の心配、
幼少期の愛着形成が出来ていないと、お医者様からの診断結果を受け止めきれず、
自律神経を乱し、自律神経失調症や、うつ症状に発展していく場合があります。
今まで体力に自信があって、元気に過ごされてきた方でも、これまでの蓄積により、
急にしんどくなってしまうという事もありますので、これからの老後の為にも、
より健康を意識して、過ごして頂きたい大切な時期です。
このような背景を見て、当院が皆様にお伝えしたいこと
しんどくなって当たり前、
色々な人生の分岐点や停滞期において、
誰でもしんどくなる時期というのがあります。
特に、愛着形成がうまくいっていない人は、ストレスを過剰に受けやすくなり、
どの時期であっても、「うつ病」や「自律神経失調症」になる可能性があり、
それに従って、感情面・意欲面・身体面・思考面・行動面の5つの面に、
何かしらの影響が出てしまいます。
言い換えると、
「うつ状態」や「うつ症状」はもちろん、
「うつ病」や「自律神経失調症」も、何も特別なものではないという事です。
だからと言って、
「うつ」を諦めるべきではありません。
だからと言って、
例え、
幼少期に、愛着形成がうまくいかなかったとしても、
思春期に、トラウマがあったり、緊張が強くなったり、
青年期に、対人ストレスを多く感じたり、
中年期に、不安が増えたとしても、
「しんどくなって当たり前。」だから、
=諦める。もう仕方ない。
という事ではなくて、
その各々の状況やプロセスによって、
必ず、今より楽になる方法があるはずです。
上牧町の自律神経専門整体院が思う
「うつ病」とは、
体のブレーカーが落ちた状態です。
電気回路は、回路ごとに容量が決まっています。その許容量を上回ると、
回路の焼き付きを防ぐ安全の為、ブレーカーが落ちて、電気回路が守られる
という仕組みになっています。
うつ病とは、このブレーカーが落ちた状態と似ています。
なので、いくら電化製品を使おうとスイッチを入れても、
やる気を起こそうと奮い立たせても、やる気スイッチが入らない状態です。
そして、復活する為に、ブレーカーだけを上げても、
使い方は変わらないので、またスグにブレーカーが落ちてしまいます。
ムリなく復活させるには、今までの使い方を変える事です。
良かれと思って、あるいは、知らない内に、刺し過ぎていたコンセントを、
自分の回路を守る為に、抜いていく必要があります。
これが、機械なら単純作業なのですが、
我々人間では、何をどこまで抜いたらいいのか分からない。
話は分かるが、今、実際に抜けるモノはない。抜けない、みんな大事。
抜くのが怖い。抜きたくても抜けない。
というような、様々な「葛藤」が生まれます。
身の回りで「うつの葛藤」を少なくする方法
繋がりのある家族
僕は、「うつ」の勉強をする為に様々なセミナーや勉強会、
公開カウンセリングに参加しました。
そこで色々な気づきや体験ができ、今の仕事を続ける上で、非常に参考になる事が、
多かったのですが、カウンセリングの中には、正直、僕が当然と思えるような内容
もありました。わざわざ奈良から、東京まで足を運ぶまでもなかったような内容、
これはさぞかし、僕と同じく受けられた皆様も、拍子抜けしているだろうと、
周りを見たら、その心理カウンセラーさんのお話に「うん!うん!」と、
皆さんとても耳を傾け、とても共感し、中には、涙を流される方も居られました。
周りの方にお話を伺うと、共感されている方の殆どは、東京にお住いの
いわゆる「団塊の世代」の方々でした。
この事で実感したことは、
今、東京に住んでおられる団塊の世代の方々は、終戦後、上京してきた方が多く、
三世代同居ではなくお婆さんお爺さんと暮らしていない核家族の人達の集団でした。
心理カウンセラーさんは、僕が昔お爺ちゃんお婆ちゃんや近所の人から、
どこかで聞いたことのあるような話しを丁寧に解りやすくされているだけでした。
この事から、
家族の細分化は愛着の細分化でもあり、
ストレスの免疫が下がると実感できました。
うつでしんどい皆様は、
是非、ご家族とコミュニケーションを密に取るようにして下さい。
「その家族が、ストレスの種になっている。」
確かにそのような方も多いです。
「家族間の確執」が心体を崩す種となっている状態。
いくら血の繋がった家族間でも合う合わないというのはあります。
ですが、必要以上に、毛嫌いをされていてはご自身の体調が崩れます。
解決はしなくとも、受け入れられるようになれば、
一気に楽になって行きますので、まずは行動に移さずとも、
徐々に、ご家族に対するお気持ちを、できる範囲で、緩めてみて下さい。
次に、「うつ病改善のお役立ち情報」として、
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奈良県上牧町桜ケ丘の自律神経専門整体院「ひかり整体院」
自律神経を整えて「うつ」から元気になれる可能性が大いにある整体院です。
光一(こういち)
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